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2008年03月04日

大使館のお知らせ(健康情報:腸チフスに注意)

日本大使館から健康情報が発布されました。

以下、原文をそのままコピーしました。

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在留邦人の皆様へ


 大使館のお知らせ(健康情報:腸チフスに注意)
           2008年03月04日

          在フィリピン日本国大使館


 このところ、ラグナ州カランバ市において、腸チフス患者が
急増しており、フィリピン保健省はこのほど、同地域を
腸チフス発生地域であると宣言しました。

 つきましては、次の諸点を参考にし、感染予防にご留意下さい。

1.感染の状況

 フィリピン保健省によれば、ラグナ州カランバ市における
腸チフス患者は、本年1〜2月の間で既に1,200人を超えており、
同市内の18のバランガイで発生が認められる由
(特に、Singko、Lecheria、Halang、Bucal、Pansol及び
La Mesaの6つのバランガイで急増)。

2.腸チフスとは

 腸チフスには、腸チフス(Typhoid Fever)と
パラチフス(Paratyphoid Fever)があり、
腸チフスはチフス菌(Salmonella typhi)、
パラチフスはパラチフスA菌(Salmonella paratyphi-A)で
食中毒菌として知られている
サルモネラ菌の仲間で腸内細菌に属しています。
フィリピンでは頻繁にみる疾患の一つです。
(ちなみに、日本では、感染症の予防及び感染症の患者に
対する医療に関する法律(通称感染症法)にて三類感染症に
指定されています。)

3.どのように感染するのか

 いわゆる経口感染症で、チフス菌を有したネズミの排泄物に
汚染された水、食品などを摂取したり、チフス患者や
無症状保菌者の排泄物に汚染されたモノを摂取することにより
感染します。食器などについた少量の菌で感染することもあり
注意が必要です。

4.潜伏期間と臨床症状

 7〜21日間の潜伏期間の後、階段状に上昇する発熱、
バラ疹(胸腹部に淡紅色で小指の爪大の発疹を認める)、
便秘などを呈します。腹痛を伴うことが多いですが、
感染初期に約半数に下痢を認めるといわれます。
風邪症状のない高熱では必ず可能性を考えます。

5.診断

 上記4の臨床症状からの診断が容易です。
また、肝機能検査(GOT、GPT)により、
軽度〜中程度の上昇をみることがあります。

 第一病週(発熱時)には血液などから、第二病週以降には
糞便、尿などの培養により菌が検出されます。
培養検査は繰り返し行うことが大切です。

6.腸チフスにかかったら

 治療は安静と食餌療法が大切で、抗菌剤療法として
抗生物質(ニューキノロン系)が第一選択となります。
近年、耐性菌が認められてきており、薬剤感受性を
確認しながら治療を行うことが重要です。

7.予防に心がけましょう

 生水、氷、生ものの摂取は控えましょう。
(水道水は3分程度煮沸し、食物は加熱することが有用です)
不衛生な飲食店、屋台などでの飲食も避けるべきです。
潜伏期間が長く、何が原因食であるか特定することが困難で
注意が必要です。

 また、食事の際、外出から戻った際、トイレを使用した際は、
必ず石けんを使った手洗いを心がけましょう。


在フィリピン日本国大使館領事班
Embassy of Japan
P.O. Box No. 414 Pasay Central Post Office
Pasay City, Metro Manila, Philippines
ホームページ:http://www.ph.emb-japan.go.jp/index_japanese_version.htm

TEL:63−2−551−5710
FAX:63−2−551−5785

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在留の方、渡比中またはご計画のある方、皆様ご注意ください。

posted by alu at 20:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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