Google

2008年07月23日

出稼ぎ国家の功罪

OFW(海外出稼ぎ者)が増加しているそうな。

「今年上半期の総就業者数は64万401人となり、目標の100万人まで35万人余りとなった。1日平均で3,538人が海外に出国している」
<フィリピンインサイドニュースより>

海外出稼ぎマネーをあてにする側からは良いニュースです。
しかし、これは本当にこの国にとって良い事なのでしょうか。

最近、会社のエンジニアが突然辞めてゆくんです。
理由を聞くと「海外へ出稼ぎに行く事が決まった」という。

行けるかどうか直前にならないと判らないらしく、退職の事前届も無い。突然「辞めます」だ。これがまた有能な人間が多いのである。

これは痛い。海外とでは給与の差が有りすぎて引き止められない。そして機械を判る人間が居なくては生産出来なくなってしまう。新たに教え込むには数年という単位が必要となってくる。
今日で辞めます、なんて言われたらどうにもならないのである。
日系各社に聞くと、何処も状況は同じとの事。

これでは国内に出来る人材が居なくなってしまう。空洞化である。

出稼ぎマネーで見かけの経済は堅調だけれど、国力としてみれば衰退の一途ではないかと心配する。

こうなったら7000万総出稼ぎ国家になってしまった方が良いのでは、と皮肉ってみたくもなるのでありました。


posted by alu at 23:34| Comment(6) | TrackBack(0) | 社会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シンガポールなどは以前に比べ規制が緩くなり簡単に行ける様になったとか…一番酷かったのは突然来なくなり、残った家族が電話で退職を連絡してきたなんてのもありました。
言語道断です。
そんなやり方は他の国では通用しない。
国もそうですが個人も変わらないとこの国に明るい未来は来ないかも…
このままずっとアジアの病人のままなのでしょうか…
Posted by chanboo at 2008年07月24日 00:49
chanbooさん>
あらら・・家族が電話、ですか。
そりゃひどいですね。
しかし、それだけ魅力があるんですね、出稼ぎには。

>このままずっとアジアの病人のままなのでしょうか…

そうかもしれません・・・
Posted by alu at 2008年07月24日 03:04
これじゃ比国内の産業(雇用)は伸びないし、残った家族組みは仕送りをアテにして余計働かない…(プッ

救いようが無いな…比国政府自ら政策にしてるようじゃ
Posted by 裂空ミスキタ at 2008年07月24日 10:51
裂空ミスキタさん>
そうなんですよ、余計働かなくなりますね。
まぁ、格差がありすぎてバカバカしくもなるのでしょうねぇ。
困ったものです・・
Posted by alu at 2008年07月24日 14:28
余りにも給料が違い過ぎるのですね。
有能な人材であっても比国内では低い賃金しか出さないから技術者も医者さえも国から出ていってしまいます。
企業のオーナーが殆どの富を独り占めし五大財閥ばかり大きくなっていきます。その0.01%を社員に還元すれば済むことでも骨までむしゃぶりつくします。
財閥によって作られる代々大統領では当たり前かも知れませんね。
Posted by 山のおやじ at 2008年07月24日 16:10
山のおやじさん>
こんばんは。
まったくもってその通りですね。
ただ、給与レベルがUPすると外資がここに居るメリットが無くなり、撤退する事につながるのでジレンマがあります。
そういう意味では日系企業もここの財閥と同列ですな。
Posted by alu at 2008年07月24日 19:43
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/103460107

この記事へのトラックバック
m(_ _)m 応援クリックお願いします m(_ _)m
     
↓  ↓  ↓
にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
ハートスペードダイヤクラブ
ブログランキング
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。