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2008年09月11日

大使館から食中毒の注意喚起です。

大使館からのお知らせ(健康情報)

「生牡蠣による食中毒」に係る注意喚起

2008年9月5日
在フィリピン日本国大使館
在マニラ日本国総領事館


1)フィピン国内における食中毒の危険性については
 従来から累次注意を喚起してきたところですが、 
 今年8月以降、観光地であるセブ島を滞在した邦人が
 魚介類を摂った翌日から激しい下痢と嘔吐、発熱といった
 食中毒症状に襲われ、中には直接命にかかわる事案も
 発生しております。
 これら罹患者が具体的にどのような魚介類を食べたか
 不明な点もありますが、状況から原因の食材は生牡蠣の
 可能性が高いとみられています。

2)通常、本邦で「牡蠣にあたる」という表現で多発していた
 食中毒の大部分は、毒性の強いノロウィルスに起因するといわれ、
 加熱による殺菌でも100度以上が必要とされています。
 また日本では、食用生牡蠣として流通が許可される養殖地域は 
 食品衛生法で厳しく制限され、紫外線殺菌水を使用して減菌の上、
 出荷されておりますが、残念ながら、当国ではそうした制約はなく、
 生牡蠣の摂取は「ロシアン・ルーレット」状態にあります。

3)こうした食中毒では、下痢や嘔吐にとどまらず、
 脱水症状や、吐瀉物による窒息で命を落とす危険性もありますので、
 在留邦人の皆様はもとより、出張者や観光客の方々に対しても、
 体調の善し悪しや、過労の如何を問わず、
 当面、生牡蠣の摂食、過食は厳に慎むとともに、
 食中毒の症状がみられた際には、直ちに医療機関で受診されるよう
 心掛けて下さい。
 また養殖に際し、本邦では認められていない薬物が
 使用されていることもあり、注意が必要です。

事案1
 8月中旬、セブ市内のホテルに宿泊中の邦人男性(30歳代)が、
 生牡蠣が名物のレストランで食事をした翌日から、腹痛と
 激しい下痢、嘔吐に見舞われた。
 薬を飲んでも症状は改善されなかったが、他方、当地での
 医療に不安もあり、良くならないまま、急遽セブから帰国した。

事案2
8月下旬、セブに旅行中の邦人男性(30歳代)が、
 セブ市内のレストランで多量の生牡蠣を食べ、
 翌日、帰国のためマニラに向かったが、乗り継ぎの途中、
 発熱に加え、10回以上の頻度の下痢及び嘔吐に襲われ、
 マニラ市内の救急病院に搬送された。
 医師によれば、あと数時間処置が遅れたら、
 腎不全で命を失っていた由。

事案3
8月下旬、社員旅行でセブに滞在中の邦人女性(60歳代)が、
 一日ゴルフを楽しみ、夕食はホテル内の生牡蠣や魚介類の
 バーベキューがメインのレストランで摂ったのち、
 帰国のためマニラのホテルに投宿した前後から、
 下痢と嘔吐を繰り返していたところ、翌朝、吐瀉物を喉に詰まらせ
 窒息死した。

(このほか、マニラでは、市内食材店で生ウニを購入して食べた
 邦人企業駐在員が下痢、嘔吐による脱水症状で腎不全に陥り、
 重体になっております。地域・場所を問わず、
 生ものの魚介類の摂取には十分注意して下さい。)

4)牡蠣の食中毒の予防・応急措置

○ 生牡蠣の摂取を避ける。
  とりわけ団体向けなどのコース料理では絶対に生牡蠣は
  食べない。加熱の場合でも、100度以上で一分以上
  必要とされておりますので、焼牡蠣等の加熱調理済みの
  牡蠣であっても十分な注意を要するため、焼牡蠣等の
  加熱調理済みの牡蠣であっても十分注意する。

○ 感染者の便、嘔吐物には触れない。
  触れた場合は十分な洗浄と消毒を行うこと。
  ノロウイルスはしぶとく、石鹸や洗剤では死滅しないため、
  手洗いの際は良く泡立ててウィルスを洗い流すよう留意する。

○ 発症したら、受診までの間、脱水とならないよう
  水分を十分に摂る。
  可能であれば、ミネラルを含むスポーツ・ドリンクを
  2リットル以上摂る。
                      以上
========================

在比の方、観光で来られている方、来比予定の方、
皆さんお気をつけください。
posted by alu at 20:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
美味しいものを食べた後にのた打ち回るのは嫌ですね。
最近当地でもいろんな物が比較的簡単に食せるようにはなりましたが、注意が必要ですね。
来週から中国出張なのであちらでも気をつけないと…
Posted by chanboo at 2008年09月12日 00:14
chanbooさん>
こんばんは。
私も以前、脱水症状まで出るひどい下痢を経験しましたが大変だったです。
注意しているせいか最近は無いですけれど油断大敵ですね。
中国出張ですか。
更に手強いですから、お気をつけて行って来てください。
なんたって中国4000年の歴史、ですから!?^^
Posted by alu at 2008年09月12日 00:23
海産物は大変好きデツが、牡蠣にしてもわざわざ比国に行って食べなくても…と思いますがね!!

日本国内でも食の安全性が取り沙汰されてマツが…比国は実際のところヤバそうデツねぇ!!…(爆

aluさんも気をつけて下さい
Posted by 裂空ミスキタ at 2008年09月12日 14:26
裂空ミスキタさん>
そうですよね、わざわざ比までねぇ・・
実は私は牡蠣は苦手で絶対食べませんので安全デス。^^
ご心配お掛けしてすみません。
Posted by alu at 2008年09月12日 18:05
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